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“Fraidy Cat” by マスカー&クレメンツ監督

毎度おなじみJim Hill Mediaさんの数日前の記事から、気になったこと。
“Why was the head of WDFA afraid to put "Fraidy Cat" into production?”

ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーション部門(WDFA)で進行していた“Fraidy Cat”という作品の製作が中止になったというお話。何が気になったかというと、この作品、ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー(通称ロン&ジョン)が監督する初のCGアニメーション映画になる予定だった、ということ。こんなプロジェクトがあったこと自体知らなかったし、ロン&ジョン監督がまだディズニーの仕事に携わってたということにびっくりした。

このおふたり、去年の2月をもってディズニーとの契約を終了してフリーになったと報道されてたから、てっきり他社で何か作ってると思ってたんだよね。今回のプロジェクトがなくなって、今度こそ本当にディズニーを離れちゃうそうだけど…。なんか、去年のショックが癒えた頃になって、また同じショックを受ける羽目になった気分。

中止になってから、どんな映画になるはずだったと知るのも虚しいものだが、“Fraidy Cat”は、1匹の飼い猫がヒッチコック映画のような冒険をするというコメディ/スリラーもので、ストーリー・リールの時点で、ものすごくおもしろいと評判だったそうだ。

そりゃあ、さぞかしおもしろかったんでしょう。ディズニーを代表する名ストーリーテラー、ロン&ジョンが手がけてたんだもの。個人的には、猫版ヒッチコック、という設定だけで、ネズミ版ホームズ(ロン&ジョン初監督作品の「オリビアちゃんの大冒険」)を思い出してドキドキしてしまう。ああ、これが製作中というニュースだったらどんなにうれしかったか。

こんなに有望なプロジェクトが、“この作品じゃ、グッズや続編が売れなそう”などという判断で中止にされてしまうというWDFAの現状を、Jim Hillさんの記事は嘆いているわけだが、それが事実ならまったく同意。そんなの、間違っとる。フェアじゃない!

確かに、ロン&ジョンの作品はこれまでも、「リトル・マーメイド」「アラジン」の例外を除いて、関連商品が流行るようなタイプではなかったけれど、映画としてのおもしろさは格別だった。何よりもストーリー重視で、キャラクターが媚びていないところが魅力だったのに。

グッズを売るために映画を作るなんて、本末転倒もいいところ。ただ商品にするためにキャラクターを作る商売なら、サンリオかどっかに任せておけばいいじゃない。いくらグッズやテーマパークが好調でも、フィーチャーアニメーションを放棄したら、その時点でディズニーはもうディズニーじゃないと思う。ディズニーフェアリーズなんて、全然興味ないってばー。

こういう経営体質は、もはや、トップが交代しようが、ロイ・ディズニーが戻ってこようが、簡単には変わらない気がする。それを考えると、ロン&ジョンがディズニーを去って他社で映画を作るというのなら、それは喜ばしいことなのかも…。

まったくもう、ディズニーファンにこんな寂しいことを言わせないでよねー。たまには、フィーチャーアニメーション絡みで明るい話題を書きたいよ。
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