FC2ブログ

Storytellers Cafe

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「チキン・リトル」公式サイト

少し前から、「チキン・リトル」公式サイト(アメリカ)がすごいことになっている。

小さな作品から、よくもこれだけのコンテンツを絞り出したという…。The-Sky-Is-Falling.comなんて、無理がありすぎじゃないか?明らかに作品とかけ離れてる上、全然おもしろくもないコンテンツなんて、不要としか思えないけどな。以前から言われている、製作側とマーケティング側の意思のギャップっていうのが痛いほど伝わってきた。“ディズニー初の3D長編”だからって必死になって宣伝してるとかえって好感度が下がるだけな気がするし、これじゃ作ってる人たちがかわいそうだなぁ。そういえば、Jim Hill Mediaによると、一部の映画館では3D上映が予定されているんだとか。もはや映画というよりアトラクションか?

日本版サイトはまだ登場キャラクター紹介のみだけど、今後、どういう展開になるのか不安。とりあえず、“壮大なスケールでおくる夢と友情の冒険ファンタジー”みたいな路線はやめてほしい。そのフレーズ禁句。(他の作品においても。)あと、親子愛を強調されるのもイタイかも…。公式サイトのキャラクター紹介を見ると、チキン・リトルは父子家庭で、お父さんは小さすぎる息子のことを心配するあまり信頼していないという設定のようなので、このあたりをことさら強調されると“「ファインディング・ニモ」のパクリ”と叩かれる恐れがありそうな。なんだか公開前からこんなにハラハラさせられる作品は初めてかも(笑)

とはいえ、作品自体への期待感は、全貌が明らかになればなるほど高まってきていたり。

元々「チキン・リトル」というのは、臆病者のヒヨコが頭にドングリが落ちてきたのを空が落ちてきたと勘違いして大さわぎするという寓話みたいなもので、ディズニーはこの題材で1943年に短編アニメーションを作っていたらしい。これ、Walt Disney TREASURES(北米版DVD)の“On The Front Line”に収録されているんだけど、観る予定がないのでとりあえず“Disney A to Z”で調べたところ、空が落ちてくると信じた頭の弱いチキン・リトルが家畜たちを扇動し、皆で洞穴に逃げ込んだところを狡賢いフォクシー・ロクシーに食われてしまうという、残酷なお話だった。戦時中の教訓話として作られたもので、アメリカ人にとっては複雑な思いのする題材みたいだが、これを知って、ますます楽しみになってきた。

だって、臆病な愚か者と非難されて、歴史的にひどい扱いを受けてきたちっちゃなチキンが、今度はヒーローになるお話なんでしょ?蔑まれてきた者に思いを寄せるという、うれしくなるほどディズニー的な展開で、しかも、かつてのディズニーがやったことを覆す形になるなんて、心憎い。(近年、「リロ&スティッチ」が「みにくいあひるの子」(1939年版)を書き変えたのと少し似てるかな。)こういうの、今のディズニーを嫌っている昔のディズニーのファンからは反感を買いそうだけど。やっぱりフルマー&ディンダル作品、一筋縄ではいかなそうでスリリングだ。

キャラクターを見ていても、ディンダルらしくってにやにやしてしまう。チキン・リトルの仲間たちがいい感じで、個人的に特に気になるのが“Fish Out of Water”(日本名はただの“フィッシュ”;)、言葉をしゃべらず、何もわかってなさそうでいておいしい役どころっぽくて、かわいいぞ~。マーケティング側の無駄な力の入りっぷりから察するに、ディンダル作品では異例のグッズ展開もありそうだから、この点は期待させていただきましょう。悪役のフォクシー・ロクシーも、優等生の人気者で、悪気はないけどおバカな手下(グーシー・ルーシー)を連れてるという設定が「キャッツ・ドント・ダンス」のダーラ・ディンプルや「ラマになった王様」のイズマを彷彿させて、期待大!

…正直この作品、ひとこと“「ラマになった王様」のフルマー&ディンダル最新作”って書いた方がよっぽど宣伝効果があるような気がする。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://dstories.blog9.fc2.com/tb.php/14-6df9399e
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。