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Storytellers Cafe

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「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」

ウォレス&グルミット待望の新作「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」(Wallace & Gromit in The Curse of the Were-Rabbit)を観てきた。ひとこと、満足

ウォレスとグルミットは、長編になっても「チキン・ラン」にはならなかった。ドリームワークス映画じゃない、生粋のアードマン作品の香りがする。ディテールに凝りまくった、温もりのある手作り感を主張。初期の頃からのファン層と、今回の長編で初めてW&Gを知ることになる客層とを両方満足させようという心意気が伝わってきて、そして、その試みがしっかり成功していたと思う。お見事。

言葉ではなかなか説明できないウォレスとグルミットの微妙にして絶妙なパートナーシップを、数枚の写真で見せてしまうオープニングで、もうニヤニヤが止まらず。おなじみの、ヨークシャーブラスが陽気に響くテーマ曲が変わってないのもうれしい。音楽は、いつものジュリアン・ノットが「ライオン・キング」のハンス・ジマーとコラボしたということで、若干W&Gの世界にそぐわないうるさい部分もあるにはあったのだけど、途中で「盛り上げるな!」という内部ツッコミが入ったので許します(笑)

何よりうれしかったのは、ウォレスとグルミットのキャラがしっかり維持されていたこと(中年ウォレスのお腹がだらしなく出てきたという意図的な変化は別として…)。ウォレスの珍妙な発明はますます冴えまくり、そしてなんといっても、グルミット、グルミット、グルミットォォォ!相変わらず、涙が出るほど愛しいグルミットがそこに。今回、グルミットはM系気質に研きがかかったのか、こんなことやあんなこと、ファンとしてはひぃぃぃな心境になるようなことまでやらされてしまうのだけど…。個人的には、丹精込めたウリのエピソードがなんともグルミットらしく、涙、涙でした。大量に出てくる野ウサギが、またブサイクでキモかわいくってね。前作の羊の大群以上にツボでしたわ。あのウサギたちのぬいぐるみとかあったら、大量買いしたくなりそう…。

ウォレス以外の人間キャラも、恐れていたほどは違和感がなく、うまく主役のふたりを引き立てていた。たぶん、ニック・パークは最初の短編を作った時、このシリーズにウォレス以外の人物を出すことは想定していなかったんじゃないかと思う。だから、ウォレスが人間代表といった特徴のない外見で、他の人物の描き分けはどうしてもウォレスにプラス髭、プラス髪の毛、という感じになってしまうのだけど、今回の人間キャラたちを見ていると、それをこのシリーズの持ち味に昇華させた印象を受ける。全員なんとなくエグイ感じなのも、よろしいんじゃないでしょうか。セレブなボイスキャストを売りにするのはドリームワークスの悪い癖だが、ヒロイン役のヘレナ・ボナム・カーターも悪役のレイフ・ファインズも、自己主張しすぎず、W&Gの世界になじんでいて好印象だった。

ストーリーは、長編らしく少々複雑になり、アクションシーンの見せ場も多くなっているけど、基本は呑気でバカバカしくちょっぴり不条理なW&Gワールド。笑いどころ満載でした。あのがまぐち…いいわぁ。ただ、ラストはちょっと急ぎ足というか、解決が安易で、製作時間が足りなくなったの?とでも言いたくなるような物足りなさが残る。クライマックスのスピード感のまま、急ブレーキで終わってしまった感じ。もう少し落ち着かせて、いつものようにウォレスとグルミットが日常に戻っていく様子まで見せてほしかったな。ラスト近くまでは自分の中で大絶賛モードだっただけに、残念です。まあそれにしたって、これだけおもしろかった映画にケチつけることもないか、と思うけど。

それより、少しショックだったのは、ウサギの大群がふわーりの場面。後でパンフレットを読んで知ったのだけど、あのウサギたち、CGだったのね…。確かに通常のクレイアニメーションでは物理的に無理な場面だけど…観ている間、クレイモデルとの区別がつかなかったことがショックでした。クレイ独特の指紋まで再現されてるんだもん。CGであんなに手作り感が出せるなら、本当に手作りする意味って…?と考えてしまう。アードマン初のオールCGとなる最新作は、パンフレットによると早くも今年完成予定だというし。今まで、アードマン作品がCGになることにものすごい抵抗を感じていたんだけど、出来上がったものが同じに見えるなら、どうしてクレイアニメーションにこだわるわけ?と考え始めると、うーん、うーん、うーん…。

なんとなく保守的になってしまうのが、ファン心理というものでしょうか。W&Gに次回作があるとしたら、今までと同じクレイアニメーションの手法で、また公開まで10年くらいかかればいいのに、なんて思ってしまう。今回の長編が、それだけ長ーく待った甲斐があったと思えたからだろうけどね。
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バカンス最終日 フランス

パリ
夕方の便で帰るため、お昼まで自由行動。メトロでシテ島に行った。

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長年、この目でじっくり見てみたいと思っていたパリのノートルダム寺院。すごいよここは。外から眺めても、内側から眺めても、圧倒されます。この建物自体がミラクルじゃないかと。私の拙い言葉で表現しようとするより、画像を見てもらった方が早いでしょう。(そういえば、今回の旅行記の画像はすべて、クリックすると大きなサイズで見られます。)思わず中を歩きながら♪I ask for nothing♪なんて、こんな私欲だらけの人間が歌ったらかえって罰が当たりそう(笑)

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ただ、なんというか、想像していたような荘厳な雰囲気とか神聖さは、意外にもあまり伝わってこなかった。完全に観光スポット化しているからだろうな。周りを見ても祈ってる人なんかいなくて観光客だけだし。そういう意味では、ローテンブルグの聖ヤコブ教会の方がよほど神聖な感じだったかも。

しかし、ノートルダムの魅力は下から見て分かるだけじゃない。塔の上から見る景色が素晴らしいのです。塔に行くのは別料金。ちゃんと3人分の紙幣を渡したのに、なぜか1枚返ってきた。これって、まさか子ども料金扱い…?ということは、私はお金の計算もできない子どもだと思われたのか。友人たちは安く済んで喜んでいたけど…うーん、微妙…。

一度に入れる人数が限られているらしく、外でかなり待たされる。中の階段を上り始めて納得。あまりにも狭くて、下りて来る人とすれ違うのがやっと。混んでいたら絶対危険なのだ。一段一段の幅は狭いし、擦り減ってて滑るし、怖いわ疲れるわ。ヘタレな膝が早速笑い始めちゃったよもう。

半分くらい上った所で、外に出て景色を眺められます。パリの街が端から端まで見渡せて、きれい!だけど怖い!高所恐怖症にとっては相当ひぃぃぃだけど、でもやっぱり感激。要所要所に、ユゴーの「ノートルダム・ド・パリ」の引用文が掲げられていて、その場で読んで納得できるというのがまた感慨深い。カジモドのお友だちであろう不思議な石像たちや、“ノートルダムの鐘”そのものもしっかり見られました。鳩も飛んでるんですよ、やっぱり。(どうでもいいんだけど、ディズニーの「ノートルダムの鐘」の最初と最後を観るたびに♪ロート、ロートロート♪と歌いたくなるのは私だけですか?)

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螺旋階段がどんどん狭くなってきて、もう限界と思った頃、一番上にたどり着く。絶景。それはまさに、“I bet the King himself doesn't have a view like this”と呟きたくなるほど。そして、こんな高い所からロープ1本で飛び降りたカジモドがどんなに命知らずだったかということもイヤというほどわかったのでした(笑)

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パリ → ヒースロー → 成田

シャルル・ド・ゴール空港で最後のお買い物をして、ロンドン経由で帰国。夕方の便で出発して、成田に着くのは次の日の夕方。ヨーロッパは、時差の感じがわりと楽だなぁ。もう観たい映画もなくって、ハリポタとか冷やかし見ながらうとうとしてました。

今回の旅行は、決める時間もあまりなくて団体周遊ツアーになってしまったのだけど、個人じゃ行きにくい所も簡単に連れて行ってもらえたし良かったかな。すべて駆け足のダイジェスト版という感じだったから、気に入った場所は個人でじっくり再訪したいものだ。こんなに気ままに旅行なんかしていられるのも今のうちだけかもしれないけど(いや、この先もずっとこんな生活かもしれないけど…それはそれで微妙)、できたらまた気のおけない友人同士で行きたいわ。

バカンス6日目 フランス

パリ
1日フリーの日。まずはメトロを乗り継いでオルセー美術館へ。

ホテルの最寄り駅から地下に入ろうとすると、何やらすごい集団が大声をあげている。どうやら、CPE(初回雇用契約)法反対デモに向かう学生たちらしい。とりあえず回避して隣の駅まで歩いたけど、結局この日は1日、彼らと行動を共にするような感じになってしまいました。

パリのメトロは、全線料金一律だから自販機で切符を1枚買えばいいだけ。乗り継ぎも、路線ごとにカラーと番号で示されていて、東京の地下鉄なんかよりよっぽど分かりやすい気が。遅い時間帯でなければ、特に危険でもなさそう。ただ、NYのメトロなんかに比べると、やっぱりどこか薄暗いというか、ヨーロッパやなー、というアンダーグラウンドな雰囲気は漂っている。

開館直後に着いたオルセー美術館。エントランスで多少並んだものの、昨日のルーヴルを思い出せば余裕の空き具合。規模もルーヴルに比べたら全然狭いので、半日でゆっくり鑑賞するにはちょうどよかった。ここにあるのは、主に印象派の作品で、それより後のはぎりぎりマティスが1枚あったくらい。個人的には現代美術が好きなので、オルセーよりポンピドゥーセンターの国立近代美術館に行きたかったのだけれど、まあ、オルセーは基本だろうから、今回来ておいてよかったかな。改めて、パリには時間をかけて来なくては…と思ったのでした。
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セーヌ川を渡り、コンコルド広場、マドレーヌ寺院を通ってオペラ・ガルニエのあたりまでぶらぶら歩き、その辺のカフェで遅めのランチ。クロックマダムなんて…軽食だと思っていたのに…ものすごいボリュームに圧倒される。おいしかったけど。

午後はお買い物。のつもりだったのだが、ユーロ高だし、友人たち共々購買意欲が全く沸かず。結局、おみやげ探しに終始してしまった。そういえば、シャンゼリゼ通りに一度も足を踏み入れなかったっていうのが我ながらすごい。とりあえず、義理のおみやげだったらモノプリ(大手スーパー)とオペラ通りの三越だけで完璧に揃うということを学びました。三越さまさま。

オペラ座付近では、大規模な学生デモ。中には真面目にCPE撤回を訴えている子もいたけど、大半はお祭り騒ぎ状態になっていた。ちょうどホテルに帰る頃、デモ隊も解散になったようで、結局またメトロが激混みに。ホテルに戻ってからテレビをつけたら、フランスの放送はもちろんBBCやCNNも今日のデモの話題で持ち切り。私たちのいた所ではそんなことなかったけれど、一部では学生側が暴徒化して危険な状態だったらしい。それにしても、この日だけで25万人が参加していたというのには驚いた。日本じゃいくら理不尽な法律ができたって、こんな規模の行動は起きないだろうなきっと。(後日談:その後、抗議行動はさらに大規模になり、CPE法は4月になって撤回されました。)

なんだか揃って胃が重いので外でディナーはとらず、ギャラリー・ラファイエットでテイクアウトのお惣菜を買ってホテルに持ち帰った。アジア風サラダとかヨーグルトとか、さっぱりしたものにようやく出会えてうれしい。ホテルの狭い部屋がますます居心地がよく思われてきたけど、明日はもう日本に帰る日だ。

バカンス5日目 スイス→フランス

ジュネーブ → パリ
フランスの高速鉄道TGVで、ジュネーブからパリへ。一応、スイスからEUの国に入るのでジュネーブ駅内で出入国手続きを行なうことになっているのだけれど、パスポートを出しても係員が一人もいやしない(笑)パリ・リヨン駅までは3時間半。フランスののどかな田舎の風景を眺めていると、あっという間にたどり着きました。

パリ
怒涛の半日観光。パリの道路は狭くて混雑しているため、ただでさえ移動に時間がかかる。エッフェル塔や凱旋門は遠巻きに眺めただけ。ノートルダム寺院は一瞬入っただけ。オペラ・ガルニエもオペラ・バスチーユも素通りしただけ。ノートルダムに関しては、今回とても楽しみにしていたスポットだっただけに物足りず、フリーの日にまた来ることに。
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ルーヴル美術館、脅威の一時間見学コース。モナリザ、ミロのヴィーナス、サモトラケのニケ、ナポレオンの戴冠式などなど、有名どころは一通り案内される。こんな見方じゃ、“とりあえず見てきた”という事実作り以外何にもならないけど。館内は激混みで、人が密集しているのを見るだけでヘロヘロに。「ダヴィンチ・コード」の映画が始まったら、ますます混むのかな。
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今回一人だけフランスが初めてだった私。初めてのパリの印象は、交通渋滞はひどいし、空気は汚いし、セーヌ川は淀んでるし。それでも、パリだけは何度でも行きたくなると友人たちが口を揃えて言う意味がよくわかった。大して広くもないエリア内に、見るべきものがありすぎる。何ヶ月滞在しても、退屈することはなさそう。早くも、改めてじっくり来なくては、という気にさせられた。

宿泊は、キリアード系列のキリアード・ポルト・ド・イヴリー。きっとパリ郊外の辺鄙なホテルになるんだろうと予想していたが、パリ市内から一歩外れた辺りで、思ったよりはアクセスが良さそう。しかし、パリという所は環状線を一歩出た途端に、いわゆるパリの街ではなくなるのですね。中心地は頑なに歴史ある建物しか許しませんモードだったのに、ここまで来ると新宿のような高層ビル郡が見えて、工場の煙がもくもく上がっている。そりゃあね、パリがどこまでもカフェと花屋と美術館しかなかったら、都市じゃないよな。

ホテルの部屋は、2晩前のインターラーケン並の狭さを予想していれば驚くことはないと思っていたのだけど、甘かった。二段ベッドだよ二段ベッド。その手があったか!という感じ(笑) ここに2日連泊することを考えただけで、笑いが止まらなくなった。でも、お湯が沸かせるポットが備えつけてあったり、細かいところは意外と便利で居心地良かったです。なんだかんだ狭いとこ好きだし…。

バカンス4日目 スイス

インターラーケン → ユングフラウヨッホ

ヨーロッパのホテルといえば、朝食はコンチネンタル式。当然テーブルにパンとコーヒーのみってやつを思い描いていたのに、今までのホテルは予想に反して豊富なブッフェスタイルだった。しかし、今回は部屋の狭さからして典型的にヨーロピアン。きっと朝食も予想を裏切らないだろう…と思って臨んだところ、やっぱり裏切られてブッフェ。日本人団体対策なのかな?いや別に、いいんだけどね。何でも日本人向けにされていたら少し寂しいかなと。ここのホテルのパン、今回の旅行中に食べたもので一番おいしかった気がする。
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インターラーケン駅から、登山列車でユングフラウヨッホに向かう。列車の中は暖房が効いているが、みんな窓を開けて写真を撮るので寒い寒い(笑)クライネ・シャイデックで列車を乗り換え、アイガーの北壁をくり抜いたというトンネルを通ってユングフラウヨッホまで。壮大な景色に、山好きの友人たちは興奮。雪山には大して興味がない私も、へぇーっと感心。が、途中から意識が薄れ…気がつくと、睡魔に負けていましたとさ。これくらいで高山病?

ユングフラウヨッホ駅から、さらにエレベーターで上がってスフィンクス展望台へ。さすが、トップ・オブ・ヨーロッパ。絶景です。すごい眺めだけど、足がすくむ。足元が金網のようになってて、下を覗くと…高所恐怖症にはちょっと辛い世界が。売店では、キムチ味のカップ麺が販売されていて、アジア系観光客に飛ぶように売れていた。こんな高い所まで運ばれてきたカップ麺…なぜか感慨深い。
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乗り換え駅のクライネ・シャイデックまで戻って、昼食。スキー客で大賑わいです。

グリンデルワルド → ジュネーブ

バスに戻り、観光客の拠点となる街、グリンデルワルドに立ち寄る。いかにもな観光地。スイスの家は、茶色に緑の窓枠が定番のようで、これが背景の雪山に栄えて非常にかわいい。まるで、ケーキを飾るチョコレート菓子。しかし、山や湖ばっかり見ていると飽きてしまう自分は、やっぱり山より海派のようです。正直、この辺りに数日いたら退屈しそう。山が好きな人とか、ウィンタースポーツやる人にとっては本当に魅力的な所だと思うけど。

夕刻、ジュネーブに着く。久しぶりに見る都会の景色に安堵する哀しい性。本日の宿泊はトリップベルン。ビジネスホテルっぽく、部屋は狭いながら小ぎれいだけど、周囲はあまり治安がよろしくなさそう。ホテル内で夕食。明日の夜からは自由行動になるので、団体での夕食は最後。さすがに何日も一緒に行動しているとちょっとした知り合い同士みたいになるので、みんなで乾杯したり。そういえば、意外と若い人ばかりのツアーでした。

バカンス3日目 ドイツ→スイス

ノイシュヴァンシュタイン
ツアーのハイライト、ノイシュヴァンシュタイン城に向かうため、少し早めの出発。濃いコーヒーで目が覚めます。ドイツのコーヒーって濃いのかなぁ。そういえば、昔「バグダッド・カフェ」っていう映画でそんなこと言ってたような(あれ、ドイツだったよなぁ確か?)。外に出ると、冷凍庫のような寒さ。バスの窓に雪の結晶がくっついていてきれいです。お城のあるシュヴァンガウまでの道も、ひたすら真っ白。もう…(寒すぎて言葉が出ない)。

目的地に近づくと、右手にはルートヴィヒ2世が育った黄色いホーエンシュヴァンガウ城、そして左手、山の中腹にシンデレラ城ノイシュヴァンシュタイン城が見えてくる。
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山の中は大型バスが入れないので、20分ほど歩きます。雪が止んでて良かった。馬車で往復することもできるらしく、動物園の匂いがします。馬、かわいいなぁ。全貌を現したお城は、まさに、シンデレラ城!(だから、何故に本物を見て偽物に思いを馳せるんだ…。)正面向きの全体像が撮れなかったので画像ではそうでもないと思われるかもしれないけど、実際、そっくりなのです。(向こうがこっちに、っていう意味でねもちろん。)今にもフレームキャノンとか上がる気がしちまったよ。雪の積もったお城と、夏のお城ではまた違った魅力があるそうです。個人的には、一回見たらもういいかな、と思うけど…。
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城内の見学は、予約制になっているみたいで、これが非常に合理的。日本人団体は専用の時間帯に予約しておけば、各部屋に入ると、自動的に日本語の解説が始まる。外国にいるという感覚は、はっきりいってゼロですけどね。城内は撮影禁止だけど、まあ、すごいんだわ。ルートヴィヒ2世、伊達に狂王の異名はとらない。扉を開けるといきなり人工の鍾乳洞が現れるとか、発想が飛ばしすぎです。政治が苦手で城ばっかり造らせてた王…。でも、今じゃそのおかげで観光客がこんなにお金落としていくんだから、ある意味、国に貢献したのかも?うーむ。
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シュヴァンガウ → リヒテンシュタイン
バスはドイツから、オーストリアを通ってスイスに入る。ようやく、雪のない景色になってきた。ドイツ・オーストリア間は、EU圏内なので何の手続きも要らず、景色が突然変わるわけでもないので、国境も気づかないほど。EUに加盟していないスイスに入国する時は、さすがに何かチェックされるのだろうと思っていたが、パスポートすら見せることなくスルー。日本人観光客の乗ったバスなんて、いちいちチェックしなくてOKなようだ。もちろん、政治的に難しい国から来た人だったら話は別らしい。隣の国と地続きという感覚は、島国から来た人間にとっては新鮮で、考えさせられる。同じ陸地に生まれても、線の引かれたこっち側と向こう側で、まるで違う人生を送らなくてはならないことだってあるわけで…国境とか国籍って一体なんだろね。

さらに、国ってなぁに?な場所に立ち寄る。切手で有名なリヒテンシュタイン公国。希望者は記念にパスポートにスタンプをもらいに行っていたが、私たちは興味がなかったのでトイレを借りただけでおしまい。トイレ休憩のために一国に立ち寄ってしまうってよく考えたらすごい話です。丘の上に、リヒテンシュタイン公のお屋敷が見える。外に旗が立っていたら、在宅中の印だとか。ちょうど在宅中のようだったんだけど、画像では風向きで旗が見えにくくなってしまった。○つけてみたけどわかるかな。そういえば、かつて職場に、遠くの席の人から用事で出向いてもいないことが多いと苦情が来て、在籍中は旗を立てることにしていた人がいた。変な職場…。
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インターラーケン

夜、スイスのインターラーケンに到着。ふたつの湖に挟まれたリゾート地だそうです。夕食はミートフォンデュ。油がはねるし服は油臭くなるし…普通に焼いて持ってきてくれればいいのに、と思うのはダメですか。宿泊は、メルクールホテル。ついに来た!スーツケースが広げられない狭い部屋、バスタブのないバスルーム…ヨーロッパのイメージを裏切らないホテルにようやく出会えて、なぜかとってもうれしい(笑)

バカンス2日目 ドイツ

ハイデルベルグ

本日最初の観光地は、古城街道の学生街ハイデルベルグ。その昔、三十年戦争で破壊されたというハイデルベルグ城を見学。お城といってもほとんど廃墟だから、なんとなく暗ーく沈んだ雰囲気。城の内部に、トチ狂ったような巨大なワイン樽があるのがどうやら見学のハイライトだったらしい。城から見下ろすネッカー河とハイデルベルグの街は素敵でした。雪景色っていうのも風情があって。凍りつくほど寒いけど…。街の中は、古くて落ち着いた感じ。大学があるから、なんとなくアカデミックな雰囲気も漂っていて、滞在してみたくなる街でした。
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ローテンブルグ

古城街道とロマンチック街道の交差するところにある街、城壁に囲まれたローテンブルグ。よく、旅行会社のパンフに写真が載ってたりする所なので、いかにも観光地な匂いがするんだろうなと思っていたけど、予想したほどではなかった。しかし、本当に小さな街。伝統的な木組みの壁の家と、凝った作りの看板が絵になります。

中心にあるマルクト広場の仕掛け時計が名物らしい。三十年戦争中、この街を占領した将軍に、一気飲みができたら赦してやると言われた市長が見事にワインを飲み干して街を救ったという、なんともヒィィな逸話に基づいている。(いつの時代も、しょうもないオヤジの考えることときたら…。)毎時ちょうどになるとからくり人形が出てくるというので、小雪のちらつく中、カメラを構えた観光客が広場に集結。時計の両脇の扉が開いて、市長と将軍の人形が見えた。これから何が始まるのかと期待してシャッターチャンスを狙っていると…何も起こらない。いや、よく見ると、人形が申し訳程度にジョッキを持った腕を動かしている。そして、扉がぱたんと閉まった。し、終了??まさか、これだけ…?カメラを手にしたまましばらく動けなかった観光客は、私たちだけではなかったです。

リーメンシュナイダーの彫刻がある聖ヤコブ教会は見応えがあった。一年中クリスマスグッズを扱うショップは、まるでイッツ・ア・スモールワールド・ホリデー状態。残念ながら撮影禁止だが、見ているだけで楽しい。この時期はイースター関連も扱っているため、ウサギやヒヨコ好きとしてもたまらん世界でした。クマ屋があるのは、観光地のお約束。
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ミュンヘン

ロマンチック街道を南下して、ミュンヘンへ向かう。バスから見る景色は、どこまで行っても雪、雪、雪。いいかげん、真っ白以外のものが見たくなってきた…。途中、ドナウ川を通るのを楽しみにしていたのだが、ほんの一瞬で通り過ぎてしまった。この辺だと、まだドナウも細い川なのね。いつかは、ここから東欧方面に行ってみたいものだ。

夕刻、ミュンヘン着。有名なビアホール、ホフブロイハウスで夕食。バイエルンブラスに合わせて客が踊る踊る。なんとも陽気な雰囲気です。料理についてはコメントを控えさせていただきますが(画像見ただけで、今でも胃の辺りが重くなってくる…)、本場のプレッツェルとビールは美味かった。
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本日のホテルは、フィタリス。ここもまた、日本のツアーで利用するホテルにしては部屋が広くてきれい。偶然いいホテルに当たっただけなのか、ドイツのホテル事情がこんな感じなのか?そういえば、ドイツは何もかも大きいイメージだ。高速道路(アウトバーン)が広い、バスが大きい(総勢42名でバス1台という驚きの団体ツアー)、プレッツェルがでかい、ホテルの消火器まで大きい…。

バカンス1日目 ドイツ

某旅行会社のツアーで、ドイツロマンチック街道&スイスアルプス&パリ8日間の旅に行ってまいりました。初日分から思い出しながらレポートします。

成田→フランクフルト

日本とドイツの時差は8時間。成田を昼に出発して、約12時間のフライトでフランクフルトに着くと、まだその日の夕方という感じになります。前日までの寝不足のおかげで飛行機の中でよく眠れるだろうと期待していたんだけど、やっぱりダメ…全然眠れず。まあどうせ、着いたらすぐ寝る時間になるんだから、というわけで、暇つぶしにひたすら映画観てました。今月のラインナップで一番興味があったのは日本公開直前の「ウォレスとグルミット」だったんだけど、まずは映画館で観たいので我慢。以下、観た映画の感想をちょこっと。
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ブラザーズ・グリム(The Brothers Grimm: 2005年公開)
公開中に観ようかなーと迷っているうちに終わってしまったテリー・ギリアム作品。観に行ってたら、ちょっと不満が残ったかも。期待していたほど毒もなくぶっ飛んだ感じもなく、鬼才の世界とハリウッド映画の折衷という印象だった。脚本がなんとなく中途半端で、いろいろテーマが見出せるわりには全体が薄っぺらく消化不良。“童話が残酷なのは現実の世界が残酷だから”なんていうのはもう聞き飽きたよ。グリム童話のモチーフの採り入れ方も、とってつけたようでいまいち。ただ、相応しくない場面に微妙なギャグを投入するセンスは好き。グリム兄弟を間抜けな小悪党にした設定がおもしろい。特に弟役のヒース・レジャーがトチ狂っててナイス。ピーター・ストーメアもおいしい役。CG使いが安っぽいものの、独特の映像美は感じられる。アヒルの大群がガァガァ横切っていったりする、村の描写がいいなぁ。これからドイツとフランスに行く身としては、なかなか興味深く観れた。実際の撮影はチェコだったらしいけど…。

ジャスト・ライク・ヘブン(Just Like Heaven:2005年米公開、日本公開は今年?)
気恥ずかしくなるような少女マンガ系コメディ。ベタな設定、ご都合主義な展開。それでも悪い気はせず、最後の方はうっかり泣かされそうになった。マーク・ウォーターズ監督がこれより2年前に出した「フォーチュン・クッキー」(Freaky Friday)とほぼ同じ感想。あらが目立っても、それなりに良い印象が持てる映画なんだよね。それにしても、一昔前メグ・ライアンのラブコメというとそれだけで「ケッ」となったのに、同じ路線でリース・ウィザースプーンだとまぁいいんじゃない、と思えるのはなぜだろう。相手役のマーク・ラファロは好かんけど、脇役のオカルト男がいい味。ジョン・へダーって「バス男」の人かぁ。オタクものと思って敬遠していたけど、今度観てみなくては。
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あとは、「チキン・リトル」の日本語吹き替え版など観てました。うん…やっぱりチキン・リトルにあの声はダメだろう…。パパ役の中村雅俊はさすがに上手かった。しかし英語版の方が断然笑えるねー。

フランクフルト → ヘッペンハイム

空港を出ると、小雪が舞っている。うわさには聞いていたけど、ドイツの3月は本気で寒いのですね…。今年は特に寒波の影響とかで、見事な雪景色。寒いの嫌いな人間が来る所じゃないんじゃ?と早速不安に。

本日の宿泊地、ヘッペンハイムはフランクフルトからバスで1時間ほど走ったところにある街。メルキュールホテルは、団体が泊まる低価格のチェーン系ホテルにしては、部屋が広くてきれい。水周りも万全。ヨーロッパのホテルといったら、スーツケースが広げられない狭い部屋とお湯の出なくなるバスルームがお約束と思っていたのに、予想外に快適だった。着いた時はすでに暗くて周りがよくわからなかったけど、翌朝窓の外を見たら、ドイツの田舎町のイメージを裏切らない光景でした。名古屋にあったリトル・ワールドのドイツエリアを思い出すなぁ。本物を見て偽物を思い出すっつーのもアレかな。

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バカンス前のひとりごと

1ヶ月の記事が2つだけっていうBlogもどうかと思う今日この頃。(しかも内容がクリビアとクロンク…。)突然ですが、明日から一週間ほどバカンスしてきます。

年度末のこの忙しい時に一週間ぶち抜きで休みをとるたぁ、我ながらいい根性だ。(職場の皆さん、本当にごめんなさい。でもそういえば去年もやってましたね、私…。)今回の行き先は、ドイツロマンチック街道&スイス&パリというベタな周遊ツアー。団体さん、熟年カップルだらけという予想なんだけど、どうでしょうか。一応適齢期(…もう過ぎたか?)のおなごが連れ立ってそんなとこ行ってていいのかとちょっぴり自分に問うたりも。

いやほんと、自分でもなんでまたそんな方面に行くことになったのかよくわからんのよ。どっちかというと自分、ハワイとかカリフォルニアとか、そういう暖かい所に生息したい生き物なんですけどねぇ。ユングフラウヨッホって何よ。ヨッホって。雪男とか出てきちゃいそうだよ。うーん、マッターホーンボブスレーの世界…。

自業自得なんですが、仕事ものすごく忙しかったりなんかしたんで、放心したまま終わらないように気をつけたいと思います。さーこれから荷造りだ!(くだらんこと書いてる間に早くやれ。)
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